現代の矯正歯科の第一人者、マクローフリン博士

マクローフリン博士とは?

Richard McLaughlin DDS, CertOrtho
リチャード・P・マクローフリン博士

マクローフリン先生は、1976年に南カリフォルニア大学で歯列矯正のトレーニングを修了しました。それ以来、カリフォルニア州サンディエゴで矯正歯科のフルタイム診療を行ってきました。彼は、アメリカ国内だけでなく、国際的にも幅広く講演を行っています。

マクローフリン先生はアメリカの矯正歯科専門医のトップ5%のみが参加しているアングル矯正歯科学会(Edward H. Angle Society of Orthodontists)南カリフォルニア支部の元理事であり、全米のアングル矯正歯科学会の元会長でもあります。

また、太平洋岸矯正歯科学会(Pacific Coast Society of Orthodontists:PCSO)、米国矯正歯科学会(American Association of Orthodontists:AAO)、および米国矯正歯科学会(American Board of Orthodontics:ABO)のディプロメイトのメンバーです。

2009年に米国矯正歯科学会より「デール・B・ウェイド賞」、2010年には太平洋岸矯正歯科学会より「功労賞」を受賞しました。

さらに、カリフォルニア州ロサンゼルスの南カリフォルニア大学歯科矯正科の臨床教授であり、セントルイス大学歯科矯正科の准教授でもあります。専門雑誌に30以上の記事を執筆し、5冊の教科書を共著しています。

参考:American Association of Orthodontists

 

主流のワイヤー矯正「ストレートワイヤー・エッジワイズ・システム」

矯正歯科の歴史は、 Angle先生から始まりました。1928年に Angle先生が発表した「エッジワイズ法」は、今も主流の歯列矯正の手法です。

その後、エッジワイズ法で使用する従来の矯正装置の欠点を改善する新しい装置として、1972年に「ストレートワイヤー・アプライアンス(SWA)」がAndrew先生によって考案されました。従来のようにワイヤーを屈曲させるのではなく、ブラケット側に細かく調整する仕組みを開発したのです。

こうして生まれた「ストレートワイヤー・エッジワイズ・システム」は、Roth先生による改良(第二世代)を経て、1993年にはマクローフリン(McLaughlin)先生とBennett先生が第三世代と呼ばれる治療法を発表し、広く世界に受け入れられました。一連の改良・発展の歴史の中で、その治療精度や治療速度は格段に向上し、現在も世界で主流の歯列矯正法として認められています。

 

当院の院長はマクローフリン先生の著書の共著・訳分担を行なっています

文字通り、現代の矯正歯科の第一人者であるマクローフリン先生。そんな先生の著書の日本語訳や日本版に向けた症例の追加などを当院の院長も手掛けています。

また、日本で行われたマクローフリン先生の講習会では、当院の院長も一緒に症例発表を行いました。



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この記事の監修者

河村 光輝のアバター 河村 光輝 河村矯正歯科 院長

・日本矯正歯科学会 認定医
・東京歯科大学 歯科矯正学 研修課程修了
・ハーバード大学歯科矯正学 スペシャルレジデントプログラム修了
・米国アングル矯正歯科学会 メンバー
・2006年 「河村矯正歯科」開院
・「ストレートワイヤーエッジワイズシステム」(共著)
・「Benett / McLaughlin 矯正治療メカニクスの基本」(訳分担)
・矯正歯科のセミナー講師、依頼講演など多数

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