Guidance初めての方へ

歯の矯正治療で得られる美しい歯並びや正しい咬み合せは、一生ものの財産になります。 矯正治療には時間とお金もかかりますが、それ以上の喜びや満足感をもたらしてくれます。

一方で、全国的に見ると、矯正治療による失敗例が少なく無いのも事実です。だからこそ、このページをご覧になっているあなたには、そんな失敗を経験せずに済むよう、事前に知っておくべき8つのポイントをご紹介します。

歯科医院選びで失敗しないために

  • CHECK01

    歯列矯正

    矯正専門の歯科医院か?

    日本では、歯科医師であれば誰でも「矯正治療」を標榜できてしまいます。事実、経営上の理由から矯正歯科を始める歯科医院が増えています。

    ですが、虫歯の治療と、歯列矯正治療は専門性が全く異なります。矯正歯科医になるために、歯学部卒業後さらに矯正歯科の専門教育を受けています。一生付き合うことになる歯並びや咬み合せだからこそ、豊富な経験と知識をもった矯正専門の歯科医院をおすすめします。

  • CHECK02

    学会の認定医

    学会の認定医か?

    日本においては、日本矯正歯科学会による専門医制度が、事実上、唯一の公式な認定制度です。認定医となるためには一定の基準をクリアする必要があるため、矯正治療を行っている歯科医師でも、取得していない場合があります。

    学会認定医であれば一定の基準はクリアしていると考えられます。

  • CHECK03

    通院

    予約・通院がしやすいか?

    大人の矯正歯科治療は通常、月1回の通院を2〜3年続ける必要があります。そのため、予約の取り易さや通院のしやすさも大切な要素です。

    月に数回来る非常勤ドクターが治療を行う歯科医院の場合、予約が取りづらい、トラブル時にすぐに処置をしてもらえない、治療途中で担当医が変わりやすい、といった傾向があります。

当院の場合

矯正治療の様子

河村矯正歯科は、2006年に名古屋・栄で開院した矯正歯科の専門医院です。矢場町駅から徒歩2分、パルコ西館すぐの立地です。院長は日本矯正歯科学会の認定医で、矯正歯科先進国のアメリカで、矯正歯科専門医のトップ5%程度のみしか参加していない、アングル矯正歯科学会の正会員でもあります。

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矯正治療で失敗しないために

  • CHECK04

    診断

    診断力は高いか?

    矯正歯科医の実力は「診断力」で決まります。技術の差は、装置や材料、治療法の進化でカバーできるからです。

    診断力が低いと、抜いてはダメな症例で抜歯してしまう、治療前よりも咬み合せや歯並びなどが悪くなる、などの失敗が起きやすくなります。

    歯並び・咬み合せ・フェイスラインのバランスが整うよう、歯の移動量やフェイスラインの変化量、顎の成長予測もなどを計算して適切な治療計画を立てるには、高い診断力が不可欠です。

  • CHECK05

    治療の設計図

    治療の設計図はあるか?

    設計図がないと、勘や経験がたよりの治療となり、治療期間のムダや仕上がりのムラが起きやすくなります。通院回数も増えがちで、治療後の仕上がりも終わるまで分かりません。

    逆に設計図があれば、ゴールが明確になり、仕上がりや精度も上がります。

    当院ではDental VTOを用いて、左右別々にどの歯をどの方向にどれだけ動かせば良いかを0.1mm単位で設定します。治療後のフェイスラインの変化もシミュレーションして治療開始前にお見せします。

  • CHECK06

    ゴールの共有

    ゴールを共有できているか?

    矯正治療を成功に導くためには治療のゴールを担当医と共有しておくことがとても大切です。

    患者さまがどういう仕上がりを求めているか? 何を優先したいか? めざしたいゴールに対してどれだけの犠牲を払えるかを踏まえた上で、一人ひとりに合わせた最適な治療計画を立てることが成功のカギです。

  • CHECK07

    矯正歯科医師

    ドクターが毎回チェックしてくれるか?

    セカンドオピニオンで来院される患者さまからは、自分が現在通っている医院ではドクターが毎回診てくれるわけではなく、衛生士に診てもらっている、と耳を疑うようなことをしばしば聞きます。

    また最近ではAIの進歩もあり、遠隔操作での治療を行う医院もあるようです。

    当院では、矯正治療は遠隔では成立しないとの考えのもと、毎回必ずドクターが患者さまのお口の中をチェックする体制をとっています。

  • CHECK08

    ワイヤー矯正

    装置だけで選んでいないか?

    近年、患者さまにとっても歯科医師にとっても手軽に始められるマウスピース矯正が注目されていますが、一方でトラブルも増えています。学会からも注意喚起されているように、マウスピースで矯正できるのは歯の移動が少ない一部の症例のみです。

    各治療法や装置には適応できる症例の幅があり、メリットとデメリットがあります。装置ありきで治療を進めるのではなく、より確実に治すための治療法・治療装置を選ぶという姿勢が大切であると考えます。

当院の場合

院内の様子

河村矯正歯科では、精密検査のデータをもとに、どこがどの程度悪いのかを分析し、一人ひとりの患者さまごとにDental VTOを使って治療の設計図を作成しています。治療前にシミュレーションを行うことで、治療後の歯の位置やフェイスラインをご自身で確認できるので、治療のゴールをイメージしやすくなり、安心して治療を受けていただくことができます。

また、治療の選択肢が複数想定される場合には、それぞれのメリットとデメリットを説明し、仕上がり、治療期間、治療費など、患者さまが何を優先させるかに応じて、最終的な治療方針を決定していきます。

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